伝統を受け継ぎ、未来を目指す。
21世紀に入り、ビジネスは急速にグローバル化しています。それに伴い、物流もさまざまな業務に対応しなければいけません。では、私たち神港通運は、これから何をどうやっていくのか。答えはシンプルです。決して派手なことはやらず、お客様と信頼関係を結び、お客様の要望に一つ一つ丁寧に答えていくだけです。私は、未来のヒントはお客様の声の中にあると考えています。お客様の要望に丁寧に応えていけば、自ずと未来は開けます。
それから、神港通運が心がけていることは「できるだけ他社がやっていない事をやる」ということです。過大な競争に巻き込まれず、オンリーワンであり続けるためには、独自の価値を見出し、お客様に提供することが大切です。弊社では、小麦などの粉粒を運ぶ車両をはじめ、お客様のさまざまな要望に応えるために、さまざまな車両をご用意しています。また、国際物流を一気通貫で行い、ドア ツウ ドアでお荷物をお届けするフォワーディングの仕組みも構築しています。
物流は、きらびやかでなくていい。私たちの使命は、お客様のお荷物を安全に・確実にお届けして、お客様の企業価値の向上に寄与することです。物流というバックヤード作業をしっかり支えることが私たちの存在理由です。
他の会社がやれていないことは何か・自分たちしかできないことは何か、そのことを日々考え、社員の皆さんの幸せを実現できる「いい会社」を作ること。とてもシンプルですが、それがお客さまをはじめ、関わる全ての人の価値につながり、引いては神港通運の未来を、そして物流の新しい時代を開いていくと確信しています。
昭和22年の創業当時は、まだ馬で荷物を運んでいたそうです。それが今では、船・JR貨物・飛行機・トラック、さまざまな方法でお荷物を届けています。しかし、お客様のお荷物を、安全に・確実にお届けするという根本の価値は同じです。それを忘れずにお客様のご期待にお応えすること。それが伝統を守り、未来を築いていくということではないでしょうか。